2005/02/12(土)Windows Script Host ハンドブック
注文していたのが届いた。2002年9月に出た本だが、Windows Script Hostに関する本では一番新しいと思う(未だに第1刷というのに驚く。売れていないのか)。雑誌連載をまとめたものなので、リファレンス的に使うには難があるが、まあいいでしょう。リファレンスはWindows Scriptからドキュメント(ヘルプになっている)をダウンロードすると便利だ。というか、このヘルプがあれば、プログラミングに慣れた人なら本は不要かも。本は初心者向けですね。
この本の著者のホームページ(Tuya's HomePage)があったので、行ってみる。FAQに「本文の説明部分と図のあるページがずれていて読みにくいです」というのがあった。この本、スクリプトが解説のあるページから3、4ページ先にあるのだ。このため読みにくい。雑誌連載時は見開き2ページだったそうで、それを小さな本に収録しようとして、こういう構成になったのだろう。雑誌連載をまとめる難しさと言えようか。でも本を出し慣れた人なら連載時からまとまった場合のことを考えて書くんでしょうね。スクリプトの半角スペースを四角で表示しているのも読みにくい。初心者向けを意識したためだろうが、これはない方がすっきりしたと思う。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」のエルネスト・ゲバラと同じように、主人公の松山康介(塩谷瞬)は恋するキョンジャ(沢尻エリカ)のいる対岸に向かって鴨川を渡る。劇中に流れる「イムジン河」は朝鮮半島を南北に分断する川を歌ったものだが、この映画の中では日本人と在日コリアンの間にある深い川をも象徴しているのだろう。だから、康介が川を渡る姿は民族の対立を超えた姿にほかならない。川を渡るという行為のメタファーは実に分かりやすいのである。もちろん、康介にはそんな大層な意識はない。好きなキョンジャに近づきたく、親しくなりたいだけだった。そのために朝鮮語を勉強し、「イムジン河」の歌を練習する。
5年ぶりに行く。というか5年ごとにしか公演がない。前回も前々回も行ったので3回目。なので、あまり新鮮みはないのだが、それでも空中で行われる決死の芸には手に汗握る。いや、ホントに手のひらに汗がにじんだ。